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お店の事、コロナの事、接客の事。

とても久しぶりの更新となってしまいました。

4月のopenから早々の自粛、6月から再開して半年が経とうとしています。

アクセサリーの制作もしているので、正直本当に毎日が忙しくて、あっという間でした。

新しい事を始めたタイミングで、コロナという皆がどうしていいか分からない状況に。

店舗を持つという事でただでさえ手探りからのスタートに近いのに、新しい生活様式や日々の不安な気持ちにうまく付き合っていこうと必死な日々でした。

それは、今もです。

誕生日のお祝いも、友人の結婚式も、入学式も、卒業式も、何もかもなくなり、不必要な外出はしないように。

友人に、息抜きにお茶に行こうよ、と誘う事さえ躊躇する世の中になりました。

しかも厄介な事に、コロナへ対しての感じ方は人によってかなりばらつきがあります。

自分は一体どのポジションにいればいいのか。

東京の中でも住んでいるのはかなり都心寄りです。

徒歩10分で池袋についてしまう距離。

もはや自分が無症状で、すでに感染しているのではと不安過ぎて電車に乗るのがいつも憂鬱になってしまったりします。

正直、新宿駅での乗り換え時には数日に一度、本当に発狂しそうになります。

マスクを着けずに酔っ払って楽しそうに喋っている大学生らしき人や、泥酔しているサラリーマンを高確率で見るからです。

気にしないようにと思っていても、やっぱり毎日少しずつ心を削り取られているようでした。

『私はこんなに我慢してるのに。』そんな言葉が、口をつく。

自分の意見を他者へ押し付けてはいけない。今は正解も不正解も明確にはないんだ。

そう思いながら我慢していましたが、私はそこまで人間が出来ていません。

だからイライラやモヤモヤが止まらない。

社員旅行にカラオケに宴会、そんな事をUPしている人のハッシュタグには、

“コロナに負けるな♡”や、“コロナが早く収束しますように♡”や、“医療従事者にエールを”の文字が並びます。

分かっています。私は器が小さい人間です。自分の感情をコントロールする事に長けていません。

悲しい時や悔しい時、特に怒りの感情を抑える事が難しい人間です。自分でもうんざりしています。

そんな中、毎日23時過ぎまでお店にいてそんな時間に電車乗るからじゃない?と友人に言われてイラついたので(←え)ここに書きますが、

確率的に言って23時以降に電車に乗った方が混雑も酔っ払いも少ないです。

万が一嫌な酔い方をしている人がいても混雑していないので他の車両に移動できる。

彼らも、自粛していつもより早い時間に飲もうという心がけはしているのかな?泥酔してたら意味ないけどな。

ネットショップの売れ行きも良く制作も多くなることから必然的にこの時間になってしまう日もありますが、

21~22時前後に電車に乗った方が嫌な目にあう確率が高かったので(しかも満員電車)そこを避けようと思い最近は遅くまでお店にいることもあります。

***

そんな、コップの水の表面張力並みのギリギリの気持ちで、でもインスタやTwitterではキラキラ♡という器用なことが出来る人間ではなかった私。

先日、ついにそのコップの水が溢れました。

原因はノーマスクで入店しようとされた男性でした。

お店の前を行ったり来たりあからさまにのぞき込んだりしていたのですが、正直少し怖かったので気付かない振りをしていました。

ここ半年、そういった動きをお店の外でしている人にお声がけすると少し変わった方が多く対応に困った経験が多くあったからです。

お店として声をかけないのもどうかとは思いますが、本当に気になるなら店名検索やドアに貼ってあるQRコードを読めば済む事なので(しかもメンズの商品は皆無なので)そこまで積極的にお声がけはしていません。

1分位お店の前を行ったり来たり覗き込んだ後、その方がドアを開けて話しかけてきました。

『ここは古着屋じゃないよね?』

来店された方なら分かると思いますが、お店のドアには大きく【古着とアクセサリーのお店です】という張り紙が貼ってあります。

とは言えお客様なので『古着とハンドメイドアクセサリーのお店です。』と答えました。

『そうなの?前はなかったよね?出来たの最近?』といって入店されようとしたので、『大変申し訳ないのですがマスクがないとご入店できなくて…すみません。』と言ったところ

『はぁ?なんで?』とキレられました。

何でと言われても…という気持ちでしたが『本当にすみません。』と、ただただ謝りました。

すると男性は怒りをあらわにし大きな声で怒鳴りました。

『おねーさんは頭オカシイ!やばいね!今みんな本当にもうヤバいよ。可哀想。俺マスクずっとしてないけど、ほら、何もなってないよ。』

指で頭をトントンと指し、『頭オカシイ』と言われた時、心臓がバクバクして息が止まりそうになりました。

単純に、怖かったのです。

知らない男の人に大声を出され、あなたは頭がオカシイと言われたことに、単純にショックを受けました。

『本当にすみません。』という言葉しか出て来なくて、ひたすら謝っていました。

無言で済むお店なら最悪マスクなしの入店でも良いのかもしれません。

でも、『古着屋じゃないよね?』の時点で、色々な事を質問してくる方だと思い必ず会話のシーンが生まれると思ったのでお断りしました。

『あなたはそのせいで何倍も売り上げ損してるよ!可愛いのあるからせっかく買ってやろうと思ったのに。ほんとバカだね。おかしい、ほんと可哀想。』

外に出て看板を再度まじまじと見ていかれたので、後でインスタやTwitterも見られるのかなと思うと少し、というかかなり恐怖を感じました。

後で何かお店に危害を加えられたり怖い事をされたらどうしようとか…(でも多分、そういうタイプの人ではないと信じたい。)

じゃあ余計こんなことブログで書くなよと言われそうですが💦

もしその男性が万が一見ているなら言いたい事が一つ。

あなたの言いたい事も、分からなくはないです。もしかしたら何十年後かにコロナは風邪だったみたいなことが教科書に載るのかもしれません。

今やっていることが意味があるのかないのか。アルコール消毒の液を置いていますが、良く手に馴染ませもせず商品を手に取ってしまうおば様達も沢山横目で見ています。

商品にも良くないし、こんな事なら置きたくないなと正直思った時もあります。

しかも、きちんと調べないと効果のないアルコールジェルも多くあり情報に惑わされてばかり。。。

でも私は今を生きるのに精いっぱいで、いつかコロナがただの風邪だったと言われるかもしれないそんな遠い遠い未来の事を考えられません。

一人で全てをやっているんです。結婚もしていないしお金持ちの彼氏がいるわけでも実家暮らしでもない、なんの後ろ盾もなくここまで歯を食いしばって、たった一人でやってきた弱小個人事業主です。

どこからも誰からもお金を借りる事なくここまでやってきました。

自分で言うのもなんですが、かなりの努力と運がないと東京と言う土地で独り暮らしで店舗を持って経営というのは無理です。

そんな中、開いたお店です。

お客様の中には小さな赤ちゃん連れの方もいらっしゃります。

コロナの情報が正しいとか嘘だとかそういう事じゃなくて、ほんの少しの不安要素も今は取り除きたいという思いを少しでも分かってもらえたら嬉しいです。

何が正しいのか、東大を出たわけでもない、お医者さんでも研究者でもない一般人の私の知識では、今推奨されている事を出来るだけ守るという方法しかないのです。

馬鹿みたいだと思われるかもしれませんが、どうかそっとしておいていただけると嬉しいです。

ドアを閉めた後、しばらくドキドキしていましたが、落ち着いてきたら何だか涙が溢れてきてしまって。

土地柄なのかもしれませんが、オープン当初からほぼ下着姿で入店してくる男性や精神的なご病気を患っていると思われるお年寄りの方が来ます。

(なるべくやんわり対応しているのでトラブルになったりはしていませんがその都度私のメンタルがヤバくなっています。笑)

自分が大きなお店で雇われていて、同期のバイトが数人いて、という状況なら全く違うのかもしれません。

『えー。さっきの人ヤバくなぁ~い??あはは~』ですむレベルの話だと思います。

でもたった一人でやっているというところが、もしかしたら自分の中の大きな不安要素なのかもしれない。

ネットショップと委託販売がメインだった頃には強みでもあったのですが、店舗を持つとまた、感じ方が変わるのだという事を改めて噛みしめています。

お店をオープンしてから接客の難しさと言うか、知らない人と毎日関わる事の良い面と悪い面をかなり体験しています。

もちろん、良い事も書ききれない位沢山ありました。

お店を持ったからこそ出会えたお客様や関わる事の出来た方も本当に多く、その皆さんが本当に沢山応援してくれています。

お豆腐メンタルの私が、たった半年ですがここまでやってこれたのは、本当にそういったお客様の精神的な支えの部分が大きかったからです。

本当に感謝してもし足りないほどで、沢山の人の優しさで出来ているお店だなと思っています。

お客様のくれる言葉が私の中でとても励みになり明日への活力となっているのです。

でもそれ以上に最近はダメージが大きくて。

もともと精神的に弱い私は、良い事が10あったとしても嫌な事1でそれに匹敵してしまう。

分かってはいたのですが、私、本当に接客業向いていないのです。笑

気にしない人は本当にこれくらい気にならないのかもしれません。今日ウザい人来たなー。という感想で終わる出来事なのです。

でも私は悔しいかな、そういう部類の人間ではないので。凄く気になるし嫌だった事や怖かった事がずっとフラッシュバックする。

それでも何とか踏ん張ってやっていましたが、この一件で張りつめていた糸が切れてしまったのかもしれません。

ダムは決壊した。笑

32歳になるというのに、お店で独りで声を殺して泣きました。

***

ネガティブな発信は、お店のアカウントやHPではなるべくしない方が良いというアドバイスを多くいただきます。

中には年商数千万円という経営のプロの方もいるので、その意見が正しいのだと思います。

でも、私はそうは出来ませんでした。

何故か?

何故いちいちこんなにお店の状況や自分の気持ちを伝えようとしてしまうのか。

それは多分、私がお店を持てた事や古着の販売を始められた事、ジュエリー・アクセサリーの制作者、経営者としてやっていけているのは、

大前提に自分の努力もありますが、それを支えてくれているお客様や見守って下さっている方が多くいるからだと感じているからです。

応援しています、大好きなお店です、大切に使いますね、頑張って下さい。そんな一言一言にとても胸が熱くなります。

だからこそ、色んなことをリアルタイムで伝えたいという気持ちがあるのかなと思いました。

私の商品を好きだと言って買ってくれる人の中には、本当にその『商品自体』が気に入って購入してくれる人と『BaroqueBright(grainやDreamas)さんの商品だから』というプラスαがあって購入してくれる人がいると思っています。

例えば同じ野菜を買うにしても、【105円国内産】としか書いてないトマトと【熊本県で私が作りました!】という農家の人の写真付きの120円のトマトだったらどちらを買うか、という感じです。

しかもその生産者にはご丁寧にインスタのアカウントやHPがあり日々どうやってトマトを育てているか、どんな風に思って水をあげているかを細かく書いてくれているのが読める。みたいな。

古着や骨董品に関してもそうです。

業者として仕入れたものよりも、誰がどんなふうに持っていていたのかを私が出来る限り知りたいと思うのは、少しでもお話を聞いてそれをお客様に伝える事でストーリー、ドラマを感じて欲しかったからです。

業者としての古着屋、と言うよりは『大切だったものを不要になったからと言ってゴミとして捨てたくない』という強い気持ちに基づいて運営しています。

以前、鏡を譲っていただいた方からはこんなメッセージをいただきました。

『これは37年前に主人と新婚旅行先で購入した物です。その後娘が使い、娘も4人の子の母となり幸せなのでこの鏡をお譲りする方へも幸あれと思っています。』

鏡って、骨董品の中では購入するの少し迷う方もいると思うのです。

なんかそういう系の怪談話多いし(^_^;)でも、こういった話を知ると、何だか心が温かくなって、私も大切に使おう。と思えませんか?

話が少しそれてしまいましたが。

正直、今は楽天で新品のリングを買ったり、メルカリで古着を見つけた方が安い時代です。

そんな中で、わざわざ私から購入しようと思ってもらえるのは本当に嬉しいし光栄な事です。

だからこそ、私がどんな人物で今何を思っているのか、どんな風にお店をやっていきたいと思っているのかを少しでもお伝えしていきたいなと思っているところがあります。

私のドラマを皆さんにも垣間見ていただいているような、そんなイメージ。

かといって、私がちょこちょこストーリーで流しているお知らせの中で皆さんを心配させてしまうのも良くないなと思うのでなるべく控えようとは思っています。(-_-;)

いつかこういったブログを書かなくなったり、落ち込んだりおチャラけたりしたストーリー投稿をしなくなったその時は、

きっと個人ではなく人を雇って株式会社にした時かなと思います。

でもそれまでは、私と言う人物も少し知っていただきながら商品にも愛着を持っていただけたら嬉しいなと思っています。

***

優しいメッセージを下さった皆様、本当にありがとうございました。

また心配をおかけしてしまい本当に申し訳ございません。

明日からはまた、気持ちを切り替えて頑張っていこうと思っています。

こんな私ですが、商品はしっかりと良い物をご提供していきますのでまたページを覗いていただけますと幸いです。(*^_^*)

長々とお読みいただきありがとうございました。

明日は良い日になりますように…☆

BaroqueBright/grain/Dramas

11月・実店舗Dramasの商品紹介

6年目の今。

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