今日は1月の誕生石でもあるガーネットについてのお話です。
ガーネットは別名柘榴(ザクロ)石とも呼ばれています。確かに深みのあるダークレッドなのでザクロの色に似ていますね。
でも、名前の由来は色ではなく発掘された当初の結晶の形がザクロの種の大きさや形に似ていた事からのようです。
ラテン語の「granatus」が由来で、直訳するとザクロ。青銅時代から宝石として利用されていたようですが、昔の人も美しい石に心を奪われたのかと思うと、何だか人間って変わってないんだなと嬉しく思います(*^_^*)
ローマ時代、古代エジプト、中世ヨーロッパ。どの時代でも国でも、こうして愛されたガーネット。色が血の様に見える事から中世ヨーロッパでは一族の血の結束を表すために王家の紋章として選ばれていたようです。
物によってはほぼ茶色の様なものや黄色っぽい物があり、私はあまり見たことがないのですが透明に近いようなものもあるようです。
こちらはロードライトガーネットという少しピンクや紫が強い色味のものです。
当店で扱っている物は今のところ3種類ですが、1月下旬の石の仕入れでもっと種類が増えるかもしれません。
石言葉は『真実・友愛・忠実・勝利』などで、主な産地は、スリランカ・アフリカ・マダガスカルなど。
比較的良く取れるので、お値段もお手頃です。
モース硬度(鉱物に対する硬さの尺度の一つで1~10段階あります。)は6.5 – 7.5と硬い方で宝飾品に適しています。例えると、アメジストより硬くアクアマリンより柔らかいといったところです。
私はこの石に対して少し情熱的でカッコイイ印象があるのでボリュームがある様なしっかりしたリングやネックレスに付けたいなと思うのですが、今は華奢なリングが定番商品です。
プレゼントや普段使いには最適だと思います(*^_^*)
もう少し時間に余裕が出来たらガーネットに合う原型を制作したいな…。
情熱的な勝利と愛の石、ガーネット。
ぜひショップページを覗いてみて下さいね♪