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ロマン感じるローマングラス!!

ローマングラスとは、ガラスが銀化した物の事です。それだけ聞くと何それ?って感じですが、実はとっても貴重な物。

紀元前27年からローマ帝国が東西に分裂するまでの約400年間の間に作られたガラスで、約1600~2000年も前の物なのです。

ローマはそれ以前から栄えていましたが、丁度ローマ帝政が始まる頃ガラス生産の盛んだったシリアやエジプトが領土になったことも関係しています。

そう言えばエジプトの香水瓶とか、凄く可愛い物が多いですよね✨

ローマングラスのこのキラキラは人工的な物ではなく、長い間土の中にいる事でガラスの成分と土に含まれる鉄や銅、マグネシウムなどの様々な成分が化学反応を起こしこの揺らめくような美しい色合いを生み出します。


こちらの瓶や壺のままの物は観賞用として泥も少しついたままの状態。うーん、見ているだけでドキドキします♡

埋もれている時間が長ければ長いほど銀化した層が多く重なり光の反射が複雑化して綺麗に見えます。この銀化の模様や色は様々で、一つとして同じものはありません。

そしてさらに驚くべきことは、現代の科学を使っても銀化ガラスは人工的には作れないという事です。長い間土に埋まっている物を掘り出すしか手に入れる方法はありません。

そんなところにも、とてもロマンを感じます。

こちらはアフガニスタンで産出されたものだそうです。このトキメクようなロマン感じるガラスを楽しんでほしいので、枠は作らずにシンプルにチェーンを通しただけのネックレスにしようかなと思っています。

チェーンはお客様の要望の多い(でも私はあまり扱わない💦)14金ゴールドフィルドか、少し贅沢に18金の細いチェーンを通そうか迷っています。

18金でもいいかな…1000年以上前のガラスを身に着けるなんてすごく贅沢な気がするから✨

そう言えばビーチコーミングの他にも最近ボトルディギングというのにハマりそうです。ボトルディギングとは捨ててある昔の瓶を掘り出すこと。またゴミ拾い!?しかも掘ってまで欲しいのかよ…とか言われそうですが(笑)

このアフガニスタンの瓶にはかないませんが、明治、大正時代、まだ目薬が今より大きな瓶に入って売っていたり薬が瓶に入っていたそうな。そんな昔の瓶が出てきたりしたら、何だかわくわくするなぁと…。

薄っすらですが銀化している物もあるらしく、しかも、こういったビンは形もレトロで個性的!ビンに限らず器やお菓子の缶など見ているだけでドキドキします。

ビーチコーミングは子供の頃から好きでしたが、地上版でこんなものもあるのかと最近知りました。

ビーチコーミングもそうですが、皆さんこういった物が出てくる場所を絶対に教えたり公開したりしてくれません(笑)

私もやっているから分かるのですが、シーグラスやこういったボトルはどこにでもある訳ではありません。自分の足で歩き回り、秘境のようなところを進んでいきながらポイントを見つけていたりするのです。

海の場合は比較的見つかる場所も多いですが、地上のボトルディギングとなるとそれなりの調査や探検隊的な覚悟が必要です(笑)

でも、もう少し時間に余裕が出来たらそういったことに時間を割いて行ってみたいなと思います(*^_^*)ゴミ拾いも出来て山も綺麗になるから一石二鳥な気もするし☆

こんな事をブログに書きながら、小学生の頃男の子たちと一緒に林の中に秘密基地を作った時の事をふと思い出しました。あの頃から私はあまり変わっていないのかもしれないなぁ。

間に合えばネットショップでページを作ろうかと思っていますが、7月のイベントで初披露になりそうな気もします。

はるか昔の異国の地のガラス。ロマンを感じずにはいられません(*^_^*)

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