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ドキドキするという事。

立ち止まる事数週間。12月からずっと色々と考えていました。自分の理想からどんどん離れていくような、でもある意味成功している気もする、何だか良く分からないジレンマをかかえたようなこのモヤモヤ。

お金を得て生活するという事と、自分の好きなモノ作りをしたいという事の板挟み。

動かないと、このままこの沼にはまって動けなくなってしまう。何かしなくては。何でもいい、この気持ちや状況から解放される何かを。

そんな時に誘われた韓国。正直ずっと気になっていた国だし、仕入れの参考になるかもしれない。何か新しい道が切り開けるかもしれない。二つ返事で予約を入れた1月。

そしてもう一つの心の変化のあった2月。それは渋谷西武での洋服作家Komariさんの催事でした。

2月にKomariさんの催事に伺った後、3月に韓国に行きました。この2つが私の中で良い意味で重なり、ある答えが出ました。

***

『ドキドキしてる?』

この言葉でクスッときた方は、私と同じお笑い好きな人かもしれません。(知らない人はアメトーークのキングコング西野の回を見て下さい。笑)

番組ではかなりいじられていましたが、私はこの言葉に共感します。西野さんの好感度云々は別として(笑)仕事に対してドキドキしているという事。これってすごく大切な事だと思うのです。

12月に初めてお会いした洋服作家のKomariさん。シルエットや生地の柄、素材感やデザイン、全てが好みで見た瞬間恋に落ちました。

12月は私も出店者側の人間だったので試着等が出来ず、2月のこの催事を心待ちにしていました。

待ちに待った催事で沢山試着をして、迷いに迷って素敵な1着を購入させていただきました。選ぶのすら、迷うのすらこんなにも楽しい時間を過ごしたのは久しぶりでした。

普段guやforever21でしか洋服を買わない私ですが、1点モノの響きとこのドキドキワクワクする素敵な服で心に沢山の花が咲いたような。

電車の中でほくほくしながら何度も何度も、手にした洋服の包みを眺めて、そして、ハッとしました。

『ドキドキしてる!』

これって、すごく大切な事だと思うのです。生きていく中でこういうドキドキやワクワクが生活を、人生を、より豊かな物にしてくれる。

ただの体温調節の為に身にまとうものを選ぶのではなく、自分自身が好きな物を選び楽しむ。凄く無駄な事で必ずしも必要な事ではないのかもしれない。

でもそんな事が私の日々を色鮮やかにし、心を躍らせ楽しい1日をむかえる手助けをしてくれる。

いつも作る側の人間なうえに、それほど物欲もないのでこういうドキドキをすっかり忘れていました。こんな気持ちを、私は私の商品を買ってくれた人に味わってほしいのです。

そして、作る自分自身もその感情を味わいたいのです。出来上がりだけではなく、作っているまさにその最中にも!

こういう感情を自分にも他人にも生み出せる人間でいたい、そういう物を作っていきたい。

Komariさんの洋服は作った本人もきっとワクワクしていたんだろうなと思います。そしてそんなドキドキとワクワク、心を込めた商品だからこそ、それを手にした時に私もこんな気持ちになるのだと思うのです。

似ている安い服も、探したらあるのかもしれない。でも、私はその金額を出しても、彼女から買いたかったのです。うまく文章に出来ませんが…。

私の中で見つけた答えは、『作っている自分も、買う人もドキドキできるモノづくりがしたい。』という事でした。

mumさんの『一度自分の作りたいものを思いっきり作ってみたら?』という言葉が、頭の中でこだましました。

***

韓国に行った時、安くてかわいい洋服が沢山売っていました。韓国で感じたことは、モノ作りに対しての情熱ではなく『モノを売ろう!』という商売への強い情熱というか、意欲でした。

もちろん、良い事です。ただ、売った後はどうでもいいというような少し冷たい感情。その場が良ければいいような。

私の今作っている商品はメッキ直しが出来るものと出来ないものがあります。なので大切に使っていただいていても、出来ないものはいつかは変色してしまいます。

でも出来るだけ手の届きやすい価格帯でお届けしたいので、この素材、制法にしています。だからこそ、一生懸命磨くし、メッキも質の良い物をこだわって付けています。

長く使って、大切にしてもらえたら、本当に嬉しいから。

私が今でも大切にしている、父に貰った合金のアクセサリーのような存在に、自分の商品もいつかなれたら、そう思うから。

売った後も、何かあったらできる範囲で対応したい。だって、私が一生懸命作った物だから。売れればいいよと大した説明もせずに商品をお嫁に出したくないのです。

私は物を買う時、物凄く悩みます。ワンピースが1500円でも悩みます。一緒に韓国に行った人は少々呆れていましたが。(笑)

でも、1500円だから迷っているのではないのです。500円でも迷うのです。何故なら値段ではなくそのもの自体を必要か大切にするかという事を考えるからです。

『凄く安いよ、お姉さん!何故悩んでいる?考えなくていいよ!』…旅行中、何度言われたことか(笑)

でも性格上、安いし1回着て似合わなければ捨ててしまおうとかメルカリで売ればいいやと思えないのです。何だか凄く可哀想で、大切にできない私が買ってしまってごめんね…というような気持になってしまうのです。

韓国で、『可愛いよ』ではなくて、『安いよ!』と何度も言われていた洋服やアクセサリー達を見つめて感じたこの感情は、1点モノを作っていこうという私の背中を強く推してくれるものになりました。

『安いよ』ではなくて、『素敵ですよ』と、私は私の商品や作品を紹介してあげたい。

***

4月から始める1点モノやジュエリーラインは、正直上手くいくか分かりません。1点モノは時間がかかるし、ジュエリーラインは金を扱う事で制作にかかるコストが10倍以上になります。売れなければ、このまま潰れてしまいます。

でも、それでもいいかなと今は思っています。投げやりとか無責任ではなくて。(勿論、もし廃業という事になったらメッキ直しの件などあるので情報を公開して困る人がいないように努めますが。)

それでもいいかなと思う理由は、皆に喜んでもらえる物を作る事も勿論やりがいがありますが、自分がドキドキワクワクしながらジュエリーを作れる事も同じくらい大切だからです。

売れるとか売れないとか、人からの評価抜きで好きな物を形にしたい。情熱を持ってこの制作活動をしていきたいのです。

情熱や愛情をもってモノ作りを出来なくなってしまったら、それは私にとって意味を持たないから。

このまま現状を保って行けばずっと利益が出るのかもしれません。でも、現状を続ける為にはいつか一人ではこなせない量や日程になり、量産のために他の人に任せる日が来るでしょう。

自分の好きな物より、皆の好きそうな何となく売れるデザインの物をどんどん作り続けるでしょう。

でもそうなると、私の場合、段々と軸がずれていく気がするのです。

走り続けなければという自らのプレッシャーも、少し捨てて。時には歩いたり座ってみたりするのも良いのかなと、今では思います。

ずっとドキドキするためにも。

私にしか生み出すことのできない何かを形にして提供していく道にも進んでいきたい。

ドキドキやワクワク、ロマンチックな気持ちを色んな人に感じてほしいし、そうすることで自分も幸せを感じたい。

人が喜んでくれる物と、自分が楽しめる物、両方がリンクするのはなかなか難しいです。でも、どっちも諦めたくない。私は欲張りなのです。

好きな事を仕事にしてお金を貰い生活するという、この素敵で不安定な状態も、良い意味でのドキドキに変わればいいな。

***

文章力があまりないので、話がぐちゃぐちゃな部分がありますが(^_^;)こんなに長い文章を、最後までお読みいただきありがとうございました。

これから先、どう進んでいくのか分かりませんが、どうか温かい目で見守っていただけると幸いです。

BaroqueBright 鈴木美樹

ハンドメイドと言われることについての考え方。

Creemaでの今週の新作100選に掲載いただいています☆

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